今回はヨーロッパの魅力に惹かれ、ノルウェーに長期留学した朱莉さんの留学体験記です!自己目標達成のために努力を惜しまず結果を残した朱莉さんに、留学の極意をお伺いしました♪
ヨーロッパ留学に興味がある方、留学の期間を迷っている方、留学に興味はあるけど様々な理由で一歩踏み出せないでいる方には特に見ていただきたい内容となっております!ぜひご覧ください☺
プログラム内容
長期交換プログラムは、現地の学生と一緒に学部授業を受けることができるのが特徴です!期間は1学期間or約1年間で、海外で語学を学ぶだけでなく専門的な分野を現地で学習したい人におすすめなプログラムとなっています♪
語学力について
長期プログラムでは、留学先やコースによっては語学要件がある場合も。気になるのはやはり英語力や英語学習についてですよね…。
英語学習に対してどう考えていましたか?
英語力だけなら日本でも充分伸ばすことができると思っています。留学前は、大学内の国際交流イベントに参加したり、留学生と個人的に交流したり、オンラインの英会話教室や、アプリで海外の人とのネットワークを繋げることで英語力を伸ばしました!机に向かって勉強することはもちろん必要ですが、実践的な勉強も組み合わせて、ある程度英語を身に着けた状態で留学に挑みました。
しかし、実際に留学に行って現地の人とコミュニケーションをとってみると、いくら準備したといっても思い通りにいかない部分も多かったです。語学力で躓くことはたくさんありましたが、そこでひるまず柔軟に対応する力や、めげずに一生懸命取り組む力が求められると感じました。また私は、語学留学をしたかったわけではなく、自分の専門知識を深めることができる留学をするためにヨーロッパの大学を選択しました。目標達成のためにはある程度の語学力が必要不可欠なため、事前にできる限りの勉強をしてよかったと思います。
資格について
留学前は、語学要件としてIELTSのスコアが必要だったため合計2回受験しました。加えて、点数として変化が可視化できるTOEICも1回受けました。
留学後再度TOEICを受験した結果、約250点の点数アップに繋がりました!
更なる英語力を身に着けるために留学中意識していたことは?
やるからにはとことん!
一度、シンプルな英単語を言ったときに相手に聞き取ってもらえなかった経験があり、それがショックで印象的でした。その経験から、発音を徹底するようになりました!日本人訛りを払拭し、ネイティブレベルの発音になるように意識しました。
具体的には、
①生活や授業の中で分からない単語が出てきたら、その場ですぐメモを取る
②帰宅後、発音を調べる
③発音アプリで同じ単語を100回くらい練習する
というようなことに取り組みました!
英語発音技能検定も受験し、結果的に友人から「日本人の中で一番発音がきれい!」や、ルームメイトからは「当初よりも発音が聴き取りやすくなったね」という言葉を頂けるまでに成長しました。
留学の目的・目標について
このインタビュー中、朱莉さんがよく使っていた「目的」と「目標」という2つの言葉。朱莉さんにとって、この留学で何を意識していたのでしょうか?
なぜ留学に行こうと思ったのですか?
もともと中学時代から留学には関心を持っていて、大学で留学することを目標としていました。
留学先を英語圏ではないヨーロッパにしたきっかけは、大学で履修した「西洋比較文化論」という、ヨーロッパの文化を比較して理解を深めていく内容の授業でした!ヨーロッパは似たような思想や文化が集まっていると思っていましたが、その授業で実際は全く違うことばかりだということを知り驚きました。それぞれの国が持つ宗教や国民性、特徴があり、その文化を知るうちに、ヨーロッパの社会情勢について追求心が芽生えました。そして、語学学習を目的とするのではなく、自分の専門である国際関係やヨーロッパの文化・社会などを学ぶことを目的として、ノルウェーに留学することに決めました。
今回の留学の目標はなんでしたか?
1.語学力を伸ばすこと
語学を伸ばすことだけを目的に留学に行ったわけではないですが、日々の生活や学習を通して語学を伸ばすことは目標のうちの一つでした。先ほど述べた「やるからにはとことん」の意識の元、特に発音にこだわって目標を達成することができました。
2.現地の大学の単位を取得すること
今回の留学の最大の目的は、自分の専門性を高めること。そのため、必ず留学先の大学で履修した授業の単位を取得して帰ると決めていました。
現地の学校に通ったことにより、大学生の勉強に対する意識や日本とのギャップを実感しました。海外の大学のテストやレポートでは、自分の意見や価値観を明確に示すことが求められます。論文やインターネットに書いてあること、事実を述べただけの回答では、単位を修得するのは難しいです。授業内ではみんな熱心にノートを取り、何人の授業であろうと質問があればその場でします。テスト期間は図書館などでしっかり勉強する姿が見られました。そして勉強が終われば、友達と遊んでプライベートの時間も確保していました。
メリハリのある取り組み方を参考にしつつ、結果的にその目標達成のために一生懸命取り組むことができたし、無事単位を取得することもできました。
留学で学んだこと・変化
①豊かな人間性に成長
短期間であれ海外に移住することは、大きな変化です。異なる環境の中、自分の力で生活していくのは苦労もあり大変です。しかし、その分そこから学ぶことが多く、自己成長に繋がりました。
特にヨーロッパは様々な国籍、国民性や英語の発音の方がいます。多様な人間と出会ったことで、自分自身が豊かになることができました。
②目標の大切さ
留学生活の中で、留学の目的を常に意識しそれを軸に行動することができました。そしてそれを達成することができたため、自分の中で大きな自信になりました!何度もメンタル的に辛くなることもありましたが、目的や目標をぶれずに自分の中に掲げることができたため、目標達成できたように思います。
③新たな目標
ノルウェー以外にも旅行で何か国か行ったことにより、新しい世界が広がって、よりヨーロッパに関心を持つことができました。そして、将来はロンドンで生活したいという新たな夢をもつことができました!ヨーロッパ最大の都市であるロンドンで暮らし、さらに自己目標に向かって努力していきたいです。
留学に関心がある人へ
金銭的な理由や不安があって留学に踏みだせていない人はたくさんいると思います。でも、留学したいという思いを持っているということは何かに挑戦したい、新しい自分に出会いたいという気持ちがあるということでもあると思います。その気持ちを大切にしてほしいです!思っているだけでは何も始まらないので、まずは一歩踏み出して行動に移す勇気が必要です。貴重な時間とお金を使うからこそ進みづらい気持ちもわります。でも、留学は必ず人生の大きな財産になります!今後何かに取り組む時にも、その経験が自分の強い自信・武器になるはずです。いろんな奨学金制度もあるので、金銭面で不安がある人はまず調べるところから始めてみてほしいなと思います☺