今回はカナダに長期交換留学をしたはるなさんの留学体験記を紹介します!様々なハプニングを乗り越え、精神的にも生活的にも自立できた、そんな留学生活を皆さまにもシェアしたいと思います✨
プログラム概要
留学に至ったきっかけ
桜美林大学には「グローバル人材育成奨学生」として入学しました!その奨学金を申請した理由としては、留学を通して日本という狭い世界から広い世界に出て、日本ではできない経験を沢山したいと思ったからです。
英語の語学留学がしたかったということと、カナダの人柄や地域性に惹かれていた点があったため、留学先にカナダを選びました。実際にカナダに行ってみて、日本とはまた違ったカナダ人らしい「優しさ」に触れることができました。例えば、どんな人でも必ず次の人のためにドアを開けて待ってくれています。また、カナダは移民が多く多民族国家なため、多様な人と関われる国でもあると思います。
大変だったこと・困ったこと
食事が合わない!
滞在方法はホームステイを選択しました!ホームステイのメリットとしては、ホストファミリーがいろんなところに連れて行ってくれたり、積極的にコミュニケーションをとってくれるので英語力の向上が期待できる点だと思います。実際、私のホストファミリーも「英語を学ぶ」目的をくみ取ってくれて沢山お話してくれたり、悩みや愚痴など相談相手になってくれたりととても素敵な方々でした。
しかし、香辛料を沢山使った料理や油っこすぎる料理がどうしても口に合わず、それが大変でした(笑)コミュニケーションを十分にとって、関係性が築けたうえで「味が苦手だから日本から持ってきた調味料で味を変えてもいい?」と尋ねると、快く了承してくれて安心したことを覚えています。国籍が違う以前に異なる人間同士なので、全てが一致するわけではありません。関係性を考慮しつつ意思を伝える勇気も必要だと感じました。
クリスマスイブに事故に遭った
ケロウナからバンクーバー行の大型バスに乗っていたところ、バスが凍結した路面でスリップして横転してしまったことがいちばん大変でした。多くの方が重軽傷を負い、死亡者も出るほどの大きな事故に巻き込まれ、私自身も手首を3針縫うケガをしました。
幸い命に関わるような大きなケガはせずに済みましたが、その後の事故処理がとても大変で強いストレスでした。病院で治療を受けるために説明をしたり、バンクーバーから乗るはずだった飛行機のキャンセルや取り直し、保険金請求の手続き、事故証明書発行のために現地警察と電話やメールのやり取りなど、日本語でも難しく未経験なことを英語で行わなければいけないことが負担でした。そんな時、ホストファミリーや桜美林大学、大学提携の危機管理会社、現地の友達などの支えがあって何とか手続きを済ませることができました。
学校について
授業内容
私は「英語ブリッジコース」で英語語学を学ぶ留学コースだったため、ほとんどの授業が英語でした。ライティングやスピーキング、文法など基本的な英語を毎日4時間程度学び、テスト期間やエッセイ課題があれば家で勉強することもありました。授業自体は日本の英語の授業とすごく違いがあったわけではなかったので、そこまで心配はいらないと思います!
大学やその周辺の雰囲気
広さに関しても人数に関しても比較的小規模な大学という印象を受けました。国際交流が盛んな大学で、様々な場所で国際交流イベントが開催されていました!桜美林大学に雰囲気は近かったです。
立地がすごくよく、歩いて10分でビーチ、バスに乗って10分でダウンタウンがあったので、学校帰りに友達と遊びに行くことも多かったです♪
留学で得た成果
精神面的にも生活面的にも自立
これまでは、何か迷ったり大きな決定をするときは必ず母に相談して決めていました。最終決定を母にゆだねることが多かったのですが、留学に行って身近に頼れる人が減ったことで、自分ですぱすぱ決断できるようになりました。これは就活で生き、自分の性格と照らし合わせて企業との相性を考え、自分の決定に確信をもってインターン応募などができるようになったと思います!
あとは、今まで身の回りのことや家事などを親に任せてしまうことが多かったのですが、自分でやらなければいけない環境に身を投じることで、生活面でも自立することができました。
積極性が身についた
留学に行って驚いたのは、現地の学生のはっきり自分の意見を伝える姿勢です。はっきり意思を伝えても仲が悪くなることはなく、関係性が成り立っている様子に触発され、他人に対し物怖じせずありのままの自分を出せるようになりました。その結果、深い関係性の友達が増え、英語力も向上したように思います。
最後に
「事前完璧主義に陥らない方が良い」
これは私の好きなある本に書かれている言葉です。今留学に行くことを迷っている人、あと一歩踏み出せない人は「もう少しお金がたまってから」「もう少し英語力をつけてから」と、不完全なまま留学に行くことに不安を感じる人も多いんじゃないかと思います。でも、私が一番大事だと思うことは、まず一歩踏み出して動くことだと思っています!私自身留年をして留学をしたため、何か大きな収穫をして帰らなきゃと強いプレッシャーを常に感じていました。でも経験してみると、実際に留学に行けば誰しもが夢や目標、今後したいことなどをつかんで帰ってくるように思います。あまり不安に思わず、ぜひチャレンジしてみてください!