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インタビュアー
今回は、現地・オンライン留学両方経験した福地さんさんに、留学に関する色々質問をしてみました。
留学の情報はネット検索をすれば、やまほど出てきますが、同じ桜美林大学を通っている先輩の実際の声を聞く機会がなかなかないのではないでしょうか。ということで、「先輩が語る！OB・OG留学体験記」と題して、実際身近にいる先輩たちに取材をし、連載していくシリーズです。
近年コロナ禍の影響で、流行りつつあるオンライン留学！
オンライン留学なんて意味ないという意見もありますが、実際のところはどうでしょうか？
今回はオンライン留学とオンサイト留学（現地留学）を両方体験した福地さんに色々質問をし、オンライン留学の実態を迫ります。
福地さんはオンライン留学と現地留学を両方体験したことあるということですが、それぞれの理由をお伺いできたらと思います。
福地さんはまず2019年8月〜2019年9月にアメリカ現地に留学に行きましたが、その動機を教えてもらえますか？
実は大学生のうちに、どうしても海外に留学したいと考えていました。
将来国際性のある仕事、職場で働きたいので、そのためにどう自分の自由時間を有効活用できるかと考えた時に、留学しようと思いました。
確かに、留学経験は国際的な仕事に就く際に非常に役に立ちそうですね。
はい、これまで培ってきた自分の英語力を試してみたい気持ちもありましたが、なにより自分の視野を広げたかったです。
そういう意味では、オンライン留学より、現地留学のほうがその時の福地さんに合っていますね。
ええ、慣れない異国の地に直接に行って、現地の人々と直接交流したり、自分で責任を持って生活したりするのはとても非日常で、オンサイトならではの貴重な体験でした。
ちなみに、なぜ留学先をアメリカにしましたか？
これまでアメリカはハワイしか行ったことがなかったので、アメリカの他の州に行ってみたいと思ったところ「アメリカ語学セミナー」が見つかりました。
実際留学に行ってみて、どうでしたか？
英語を使う場面が非常に多かったので、英語力が上がりました。
これからOBIRYU!YouTubeチャンネルに公開する動画にも少し話ましたが、授業だけではなく、お店で順番待ちをする時や、タクシーに乗っている時などの場面でも、すべて英語を使わなければなりませんでした。しかも日常生活の会話だから、教科書通りにはいかないということもあって、そのおかげで英語の実践力が伸びました。
やはり環境は語学勉強においてとても大切ですね。
はい、環境はもちろん、それを十分に活かそうとするマインドセットも大切だと思います。当時は積極的に会話をすることを心がけました。
英語力の伸び以外、他になにか留学に行ってよかったと思う点などありますか？
日本に帰ってきて、自分自身の考え方の成長を実感しました。
考え方の成長ですか？
学校では、様々な国から英語を学びにきている方がいて、そこで毎日交流しているうち、それぞれの個性、意見を尊重し、さらに自分の意見を明確に伝えられるようになりました。もっというと、相手と違う見解を持っていても、しっかり自分の意見を伝えられたという成功体験から、段々自分らしさを大切に思うようになりました。
あと、そこにいた学生の年齢層は幅広かって、とても印象的でした。年齢関係なく挑戦し続ける姿勢から、モチベーションをもらいました。
現地留学に行く理由を聞きましたが、オンライン留学に行こうと思った理由も教えてもらえますか？
オンライン留学をしようと決めた最大の理由は、今私たちがおかれた状況をいつまでも嘆いていたくなかったからです。
なるほど！現状を嘆いてばかりいるのではなく、今何ができるかと思考を変えたのですね！
実新型コロナウイルスの影響で、様々な面で規制が厳しくなり、予定していたことも全てキャンセルしなくてはいけなくなりました。
しかし、その中でも、自分にできることは何かあると思い、学校のオンラインプログラムをみてみました。そこで数年前に出会った友人のいるシアトルとの、「オンラインプログラムField Studies Japan & the USA」を発見して、興味を持ち参加しました。
オンライン留学、正直あまりイメージできない学生も多いと思うのですが、参加してみて実際どうでしたか？
元々コロナ禍で単調だった生活が、メリハリが付くようになりました！
メリハリか…
はい、私のプログラムの場合、時差の関係上、必ず午前中に終わります。そして、午後は出された課題をしたり、他の勉強やバイトをしたりすることで、プライベートの時間を充実させることができました。
オンライン留学をすることで、学習生活とプライベート両方とも質が上がったってわけか…その点、確かに魅力的ですね！
ちなみに、授業の質でいうと、現地と比べて結構違ったりしますか？
個人的には、現地と変わらないぐらい満足度が高かったです。特に日本にいるのに、現地のリアルな声が聞けて非常によかったと思います。
例えばどのようなことを学びましたか？
色々ありますが、一番印象的なのは、アメリカの教育システムや、日本語教師のプログラムについてです。 例えば、アメリカで日本語教師は日本にいる時と違って、教材などが限られているので、生徒に授業を面白いと思ってもらえるように、教科書に頼らず自分から企画しないといけないとか…
こういう裏事情が聞けて意外ですね！
はい（笑）実際これまでは日本で働くことしか考えていなかったけれど、海外で日本語教師になるということ、海外で働くということに興味をもつきっかけにもなりました。
それを聞くと、実際オンライン留学でも、自分の視野を広げることができますね。
ちなみに、オンライン留学だからこそできたことは、実際ありますか？
授業の課題の一つとして、動画を作ることになりました。
動画作成!?ハードル高いですね（笑）でもそれは現地留学でもできることではないですか？
実は人生初めての動画作成でした！（笑）日本紹介というテーマで動画を作る課題でした。日本から日本の景色を撮影して、アメリカの人々に見せたこともできました。そのおかげで、日常的な日本の様子も知ってもらえたようで嬉しかったです。もしその時アメリカにいたら、ネットの画像を使うしかありませんでした。このあたりはオンライン留学ならではの取り組みで、オンサイト留学とは違う大きな手ごたえを感じました。
あと、現地の高校生とZOOMでディスカッションもしました。お互い家にいるからこそ、対面よりもリラックスした状態で会話ができました。
楽しそうですね！聞いていて私も参加してみたくなりました…！
もちろん「オンライン」なので、お互いのネット環境によって活動が制限されてしまうこともあります。
実際、天気の影響でオレゴンで停電してしまったエリアがあって、予定されていたディスカッションがキャンセルされることもありました。
それは残念です…
はい、でも全体でかかる費用を抑えられますし、家から遠く離れたアメリカとパソコン１つで繋がることができると考えたら、オンライン留学の魅力と需要はちゃんとあると思います。
最後に、現地／オンライン留学両方経験した福地さん的には、オンラインは誰にオススメできますか？
あともし何かメッセージなどありましたらお願いします。
今すぐ留学に行きたい／海外の友達を作りたいけどコロナで行けない方と、現地留学だとハードルが高く感じる方に特にオススメです。
実際に現地留学をしたいと思っていても、突然行って頑張って授業に慣れていくよりも、先にオンラインで海外の授業の雰囲気に慣れて、把握してから現地留学すると、スムーズに現地でも学べるのではないかなと思います。
また、もしオンライン留学に参加するなら、英語で話す機会をできるだけ増やすために、授業中積極的に発言していくことがおすすめです。先生にあてられるまで待つのではなく、すぐ反応すること、些細なことでも自分から質問したり、先生に話しかけたりすることが満足度を上げるコツだと思います。
最後に福地さんにオンラインvsオンサイト留学の比較をまとめていただきましたので、よかったら留学プログラムを選択する際に判断材料としてご活用ください。
記事には記載していない、キャサリンさんの実際の留学風景が見られる動画はOBIRYU公式チャンネルにあります。
その他にも、他の先輩の体験談や、留学に行く前に知ってほしいことをテーマにした動画が毎週投稿していますので、
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