今回はイギリスのロンドンへ渡航された天音さんの記事になります！将来の道を決めるためにロンドンへ渡航した天音さん。ダンス研修への参加を考えている方はぜひ最後までご覧下さい♪

留学に行った経緯を教えてください！

私は自分の進路や、将来の道を決めるためにこのプログラムに参加しました。私は３歳のころからバレエを習っていて、踊ることが日常の生活を送っています。入学当初は留学にいくつもりはありませんでしたが、就活が始まったときに踊りを続けるのか、一般企業に就職するのかをとても悩んでいました。もしダンスを続けるのなら、自分が今いる位置を知らないと踊り続けることは考えられないと感じていました。そんな時にちょうどロンドンダンス研修を見つけて、参加することを決めました！

イギリスでの日程を教えてください！

先生を含め１６人で渡航したのですが、必ず２人以上で行動をしました。このプログラムは１日に１回、１６人全員でのクラスがあります。それ以外は自分たちで自由に日程を組める形でした！3つのスタジオの中から自分の好きなジャンルのクラスを各自ネットで予約をし、受講をします。私は全部で１６クラス日程に組み、最低でも１日に２つ以上は受けるようにしていました！

留学中のとある1日

レッスンでの様子

私はジャズダンスとコンテンポラリーのクラスを主に受けました。コンテンポラリーのクラスはプロフェッショナルクラスという５日間連続で受けられるものでした。このクラスはプロフェッショナルクラスということもあり、周りのレベルがとても高かったです。初日には１日でやめようかと感じるほどでしたが、続けていくと掴めるものがあるのではないかと思い、なんとか５日間頑張ることができました！

私はイギリスでのレッスンを経験して、もっとオープンにクラスを受けていいのだと思うことができました。海外の人たちは振りが上手く踊れなくても、一番前の中心に自ら行って、先生に張り付いてレッスンを受ける人が多かったです。私はこのレッスンを受ける姿勢の違いを感じ、吸収することが出来ました。日本に帰ってきてからも自信がないから後ろの端のほうで踊るのではなく、積極的な姿勢を意識できるようになりました。

留学を経験して変わったこと

なによりもロンドンで受けたプロフェッショナルクラスが自分の自信になりました。とても難しい授業でしたが、「５日間あの大変なクラスを頑張れた」ということが自信になり、どこにでも飛び込んでいけるようになりました！そして留学を経験できたことで自分の限界を決めるのではなく、何事にも挑戦することができるようになりました！

コンテンポラリーのクラスは、大学の授業で受けるコンテンポラリーの授業とはまた違ったジャンルのダンスでした。床技が多かったり、ステップを踏みながら踊ったり一度も踊ったことがないようなダンスを沢山踊りました。初めてのことで大変でしたが、新しいものに触れることができて楽しかったです！

レッスン中は、先生の動きを穴が開くほど観察して自分の頭で考えて、自分の感覚も頼りにしながら吸収するようにしていました。そのおかげで、英語が分らなくても濃い時間を過ごすことが出来ました！

現地での観光

イギリスについた日に、すごく朝早く目が覚めてしまいました。その時に同じ部屋に泊まっていた子と散歩をしたことがとても印象に残っています。日本とは違い、レンガ造りのお家が並んでいて、イギリスの空はとても綺麗でした！

イギリスには有名なロイヤルバレエ団があります。ちょうど留学中に「眠れる森の美女」の公演をしていました！劇場自体も日本とは異なった雰囲気で、衣装もとても華やかでした。絵本の世界を見ているような気持ちになり、とても感動しました！特に悪役のカラボスが踊るシーンがとても迫力があって、強く印象に残っています。

留学を考えている人へ

私自身、留学前の英語力は高くはありませんでいた。私のように言語が分らなくても吸収できるものは沢山あります！この留学を通して、桜美林の仲間とお互いを頼りながら生活をしたことでより絆が深まりました。臆することなく海外に飛び込んでみることで、様々な面での視野が必ず広がるはずです！私はもともと、海外のダンスカンパニーにはあまり興味がありませんでした。しかし今回の留学で海外のダンスに触れて興味を持ち、将来の幅をひろげることが出来ました！帰国後の就職活動では、日本で開催している海外のカンパニーのオーディションにも積極的に挑戦しています！