今回は、長期交換留学で韓国外国語大学に留学した学生さんのご紹介です!韓国ならではの変わった授業履修や韓国留学で持って行った方が良いものなど、韓国留学に関心がある方はぜひご覧いただきたい内容となっております♪
プログラム概要
韓国語勉強の動機
元々K-popが好きで、そこから韓国語を勉強し始めたのがきっかけです!K-popを好きになった当初は日本語字幕もなく、好きなアーティストが何を話しているのかわかりませんでした。話を理解するには自分で勉強するしかなかったし、違う国の言語を話せたら面白いだろうなと思い、独学で韓国語を学び始めました。
勉強していくうちに、韓国語だけでなく韓国文化や語学自体にも興味が湧き、インプットするだけでなくアウトプットする機会が欲しいと感じるようになりました!高校時代から留学したいと思っており、加えて自分の今の実力を確かめられる機会だと考え、留学することを決断しました。
学校について
私が留学した韓国外国語大学は留学生が多く、国際交流が盛んな大学です。以前にも桜美林大学から留学している学生がいて、その体験談を見て良さそうので留学先に選びました。語学堂という留学生が韓国語を学ぶところがあるのが魅力の学校です!
外国人がたくさんいる大学なので、現地の学生は外国人に対してとてもフレンドリーな印象でした!比較的都会に大学があり、キャンパス自体も大きくないので移動が楽でした。駅から近く、バスも通っていて近くに安くておいしい飲食店がたくさんありました♪アクセスも良く、住みやすい場所にある大学だと思います!
まるで戦争?!韓国ならではの履修
韓国の大学と言えば授業の履修が名物です(笑)日本の大学では、定員がない授業か抽選の授業がほとんどですが、韓国はなんと早い者勝ちで授業を履修するんです。韓国の大学生は履修開始時間になると、インターネット回線のいい学校やネットカフェで一斉に履修をし始めます。人気の授業はすぐに埋まってしまってとることができないので、みんな本気で履修するのが面白いです。
授業や課題について
留学当初は中級のクラスに通っており、その後高級に入りました。中級の頃は文法をメインで学んでいたので、主に習った文法を使って文章を考える勉強をしていました。高級になるとディベートが増えいったため、理由や根拠を準備してから授業に挑むことが多かったです。やはり高級は単語が難しく授業についていくことが大変だったので、予習は必須でした!
卒業作品としてクラスで一つの雑誌を作る取り組みをした際は、時間がない中で対象者にどんな内容を届けたいのか明確にするのに苦労しました。休み時間や授業中、図書館で作業を行い、できるだけ家に課題を持ち帰らないように工夫していました!
韓国留学するならすべき3つのこと
デビットカードにすべし!
韓国はカード社会です!基本的に現金はあまり使わないので、お金をどのくらい使ったのか目視で把握しにくく使いすぎてしまうことも。そこで、私はデビットカードをお勧めします!デビットカードなら、使用するとすぐにスマホに通知が来て、残金や使用金額が分かるようになっています。それを見てアプリに家計簿をつけて、お金の管理をしていました。
日本のお菓子を持っていくべし!
日本のお菓子は韓国で大人気なので、お土産として持っていくととても喜ばれます!その他日用品や日本でよく食べていたものも、持っていくと節約にもつながります◎
現地のSIMを契約すべし!
スマホのSIMに関しては現地で購入した方が安いので、日本で韓国のものを買うよりは、現地のものを契約したほうがいいと思います。ただ、料金プランなど曖昧だったり韓国語で契約する必要があるので、韓国語がある程度できる人にはお勧めです。1週間だけ使えるSIMを日本で購入し、その後そのSIMが切れる前に現地で契約するのがベストかなと思いました!
留学で得た成果
アウトプットする機会が増えてスキルアップ
これまでは日本で勉強していたのでインプットしかしてきませんでした。しかし、留学に踏み出し、ネイティブスピーカーが大多数を占める環境に身を投じたことで、語学力をあげることができました。また、留学を成し遂げた経験は、自分の大きな自信に繋がりました。
多様な考えが受け入れられるように
韓国人だけでなくいろんな国の人と話したことにより、多様な考えに触れるきっかけとなりました。今までは、大学を卒業したらいい会社に就職できればいいななどと考えていましたが、自分のやりたいことを優先させることや、決まった生き方をしなくてもいいんだと固定観念を払拭できたように思います。いわゆる”一般的な普通”に囚われずに、やりたいことができたらそれに向かって頑張りたいと思えるようになりました。
積極的になれた
日本では空気を読む、察する能力が求められます。しかしそれは日本だけの文化で、留学中は自分の意見を主張しないと流されてしまうことも多々ありました。留学中、人の友達とけんかになってしまいそうになったことがありました。そこで、不満を察してほしい雰囲気を出してしまったとき、「何考えているか分からないし、気持ちを言ってくれないと関係性の修復ができない。友達関係を維持できるように努力したいから教えてほしい。」と言われたことがありました。意見を伝えることがお互いのためになるという考えが身につき、話し合うことで仲直りをすることができました。そのような経験から、自分の考えに芯をもち、自分はどうしたいのか意見を主張する力が付いたように思います。
留学に関心がある人へ!
留学に行ったことにより、自分の凝り固まった考えが崩れていきました。今後さらにグローバル化が加速していく中で留学を経験することによって、海外に対する抵抗感や考え方が変化し、グローバルな社会に馴染める人材になれると思います。日本の常識は通用しない分、日本にいたら絶対に感じられない価値観や刺激を得ることができるので、若いうちに留学を経験することを強くお勧めします!もし経済的に不安な人は、まずは短期に行ってみてもいいと思います。自己成長のために、一歩踏み出してほしいです!