みなさんこんにちは!今回はイギリスへのLAGO留学から帰国した学生さんにお話を伺いました!桜美林大学に入学する前から決めていた留学の目的、そしてそれが実現したこの4ヶ月間の生活に迫ります!ぜひ最後までご覧ください♪
留学をしようと思った理由
りおんさんは高校生の時、国際寮で生活をしていて、色々な国から留学に来ている外国人の方と交流があったそうです。 ”英語で自分の気持ちを伝えられるようになりたい”という思いから国際寮に入りましたが、外国人の皆さんの日本語レベルがとても高く、日本語での会話が主体だったそうです。
自分が英語を話す機会を得るために、そして、海外での生活を体験したい、という気持ちから、留学に行きたいという強い思いを抱いていました。ですが、新型コロナウイルスの影響で高校生活のうちに留学に行くことは叶わず、大学生になったら絶対に留学に行く!という思いで桜美林大学に進学をしました。
イギリスを選んだ理由
留学先としてイギリスのEast Sussex Collegeを選択したりおんさん。それには大きな目的が関係していました。その目的とは”イギリスの教育を自ら体験すること”です。高校生の時から、”教育”の分野に関心があり、教育の最先端ともいわれているイギリスにとても興味を持っていたそうで、留学先はイギリス、と高校生の時から決まっていたそうです…☆彡
実際にイギリスの大学で4か月間過ごしてみて、日本との違いを肌で感じたそうです。一体どのような学校生活だったのでしょうか↓↓
イギリスの教育と日本の教育
イギリスでの学校生活は、毎週月曜日と木曜日が1~4限、そのほかの曜日は午前中までの授業というスケジュールでした。空きコマはなく、学校から提示された時間割にしたがって授業を受けていたそうです。
日本の授業との違いは大きく分けて2点ありました。まず1つ目は、机の配置です。日本では、机といすが黒板に向かって置かれているのが一般的です。対してイギリスは、黒板を中心に机がコの字型に並べられていて、みんなが教室の中心を向いて授業をするというスタイルだったそうです。イギリスの学校の教室の方が、お互いの顔がよく見えるので、先生からの視点、そして生徒からの視点も日本とは全く違いますよね…
そして2つ目は、先生と生徒の立ち回りについてです。日本では、先生が話している講義の内容を生徒が聞く、という形式が多いですが、イギリスでは基本的に先生が話すことはなく、その日のテーマについて生徒同士が意見交換をしながら授業を進めていきます。先生が発言することは、時間の合図や連絡事項が主だったそうです…日本でも、授業によってはディスカッションや発表がありますが、イギリスはそれと比べ物にならないほどに、生徒の発言度、そして授業に対する積極性が高いと感じました。
日本は”先生主体の学び”なのに対し、イギリスは”生徒主体の学び”であることがわかりました👀
留学前と比べて
変わったこと
りおんさんが実際に留学に行って変わったと感じていることは「積極性が高まった」ということです。留学前は、みんなと一緒にという気持ちが強かったり、自分の気持ちを全部発言せずにいた場面もありました。ですが留学後は、自分の気持ちをしっかり相手に伝えたり、やりたいことを頭の中で考えるだけでなく、実際に行動に移すようになれたそうです。
日々生活する中で、ついつい周りの目を気にしてしまう瞬間もありますが、留学先で現地の学生、そして様々な国からきている学生と関わる環境に身を置いたことで、いい意味で自分の気持ちに正直に行動できるようになりました!
気が付いたこと
また、留学を経験して「勉強に対するモチベーション」について気づきがあったそうです。East Sussex Collegeでは年下の学生さんも多く、様々な境遇の方と一緒に勉強をしていましたが、みんな”目標をもって勉強に取り組んでいる”という共通点がありました。ただ何となく大学に通っている人はおらず、授業を休んでいる人もほぼいなかったそうです。
イギリスでの学校生活を経て、周囲の人の勉強に対するモチベーションの高さを実感し、これからの学生ライフにとってよい刺激をたくさんもらうことが出来ました☆彡
準備したこと
りおんさんが留学前に行った準備として、イギリスに関する本を読むことで、イギリスの”文化”について予習をしていたそうです。日本では普通とされていることが、海外ではタブー、ということもよくあるため、”日本人が驚くイギリスの文化”といったテーマでイギリスについての勉強をしていったそうです。語学勉強も同時に行う気持ちで、英語で書かれた書籍を使用し、留学に行く際も持って行ったそうです。
言語はもちろん、その国に根付く文化もそれぞれなので、留学する国の文化について事前に知っておくことはとても大切だと感じました!
得た成果・よかったこと
まず初めに得た成果として、以前よりも”意見を伝えること”が怖くなくなりました。授業中、先生からこれどう思う?と問いかけがあった際、正解・不正解に関係なく、みんなが自分の意見を言える環境だったため、りおんさん自身も意見を積極的に伝える経験ができました。それによって、帰国後も自分の考えを相手に伝えられるようになりました!
そして、海外との距離が近くなった、という点も、留学に行って良かったと思った一つの変化だそうです。日本とイギリスは9000キロも離れており、留学先をとても遠い場所だと感じていましたが、実際に留学を経験し、現地でたくさんの友達が出来たことで、イギリスを近しい場所だと感じられるようになりました。
今回の留学期間は4ヶ月で、向こうでの生活に慣れたころに帰国したので、次の留学は長期で行きたい!とも考えているそうです。勇気をもって行動したことで、海外との心の距離が近くなりました!
これから留学に行く皆さんへ
最後に、これから留学に行くみなさんに向けて、りおんさんからメッセージをいただきました↓
「とりあえず行ってみる」という気持ちが大切です!留学を大きいものだととらえる必要はないし、身構えることもない!まずは行ってみることが大事です。
そしてその中で、自分が留学に行く”目的”を持っていくことも、同じくらい大切です。これを考えながら生活しよう、これを経験して帰ってこよう、という目的が一つでもあれば、留学中になにか辛いことがあっても、それが心の支えになるし、成長して帰ってこられます!!