【＃桜美林生向け】意外と知らない！海外留学保険の話

毎年800名程度を海外に送り出してきた桜美林大学。海外を経験した先輩たちの声を 「留学準備」シリーズにまとめ、いまとこれからの桜美林生にお届けします！

今回のテーマは「桜美林生向け海外留学保険」についてご紹介します。

海外へ行くときは、病気や怪我・盗難にあったときのために保険に入らなければなりません。

桜美林大学では、GOプログラムという留学に参加する学生は全員「学研災付帯　海外留学保険」通称、付帯海学という保険に入ります。

ということでここからは「付帯海学のいろは」Q＆A方式で解説していきます。

付帯海学とは

付帯海学とは派遣留学生を応援するために創設された保険です。割引率がとても高く、同じ補償でも他の保険に比べて安いのが魅力です。

Q 誰が入れるのか

　桜美林大学が承認した派遣留学に参加する学生は誰でも入ることができます。

Q 入らない、または別の保険に加入することはできるのか

　この保険は大学の承認した派遣留学に参加する学生が全員加入することがルールとなります。

入らない、別の保険に入るということはできません。

Q 申請書の記入方法は

　必要な情報は大学からもらうので申請書の記入は必要ありません。

Q 付帯海学留学先での事故や盗難などを対象としているのか

　海外での出来事を想定していますが、保険の適用期間は留学の目的をもって住居を出発してから、住居に帰着するまでとなります。仮に羽田空港から自宅へ帰る途中で、転倒してケガをしてしまった場合は、付帯海学で補償されます。

補償について

Q 救援費用とは

　主にご家族の方が現地へ行く際の交通費や宿泊代が補償となります。具体的には滞在中にケガや病気で３日以上続けて入院したケースの場合、保護者や親族の現地までの航空券代やホテル代が保険でカバーされます。

また行方不明になったときの捜索費用もここから補償されます。

Q 治療費用無制限とは

　無制限とは１回のケガ、病気の支払限度額の制限がないという意味で、一生涯補償するものという意味ではありません。

具体的にはケガの場合は事故の日から、病気の場合は初診の日から、その日を含めて１８０日以内に必要になった費用が金額の制限なく補償されます。

Q 歯科治療費用はすぐに使用できるのか

　すぐに補償されるものではありません。待機期間といって出発日から１５日間は歯を治療する場合は自己負担となるので注意してください。

不安のある方は出発までに日本で治療しておきましょう。

Q 留学生生活動産とは

　留学に行く際持っていく持ち物（携行品）のことです。 上限はありますが、盗難や破損した場合、補償があります。

Q 現金の補償はあるのか

　現金やクレジットカードは最初から対象外になっています。同様に電子マネーやコンタクトレンズも補償の対象外なので、注意しましょう。

Q 補償対象外のものとは

　レンタルのスーツケースなど業者から有料で借りたものも対象外となります。 通常はその業者で保険があるはずなので問い合わせてみましょう。

Q お店にスマホを置いて店を出てしまった場合

　この場合は『置き忘れ』といって補償の対象外となります。同様にものを紛失してしまった場合も対象外となります。

Q 歩きスマホにより人に怪我を負わせてしまった場合

　付帯海学には『留学生賠償責任保険』が入っているので、１億円を限度に保険でカバーされます。

それ以外では『宿泊先の部屋を水浸しにしてしまった場合』や『お店の展示品を落として壊してしまった場合』なども対象となります。

Q スーツケースが空港に届かなかった場合

　ロストバゲージと呼ばれる時々ある事例です。付帯海学では『航空機寄託手荷物保険』に入っているので、到着後６時間以内に運搬されなかった場合、９６時間以内に目的地で負担した衣類、生活必需品が１０万円を限度に補償されます。支払いの証明が必要となりますので、領収証かレシート（確証）は必ずもらいましょう。

Q 機材トラブルの場合のホテル代

　機材トラブルの場合は航空会社がホテル代などを出してくれることもありますが付帯海学には『航空機遅延保険金』がセットされており、６時間以上の遅延で宿泊や食事をした場合、２万円を限度に補償されます。

こちらも確証が必要なので、領収証・レシートを必ずもらいましょう。

Q 身内に何かあった場合の一時帰国費用

　付帯海学では『緊急一時帰国費用保険』に入っています。

これは留学期間中に 2 親等以内の親族が死亡または危篤になったため、帰国し、また留学先に 戻ることを条件に、往復の航空券や宿泊代を 20 万円を限度に補償されます。

注意すべき点として、親族の死亡や危篤の要因となるものが、留学出発前から患っていた場合や再度留学先へ戻らない場合は対象外となってしまいます。

その他

Q 留学先で病気になった場合

　困ったことがあったら、『東京海上日動海外総合サポートデスク』に電話しましょう。２４時間日本語で対応しています。

最寄りの病院の案内や保険の請求方法に関する相談にも乗ってもらえます。

Q サポートデスクへの連絡

　留学出発前の最終説明会のときに『海外旅行保険あんしんガイドブック』をお渡しします。連絡先が記載されているので、そこに連絡してください。

Ｗｉ-Ｆｉが繋がっていたらＬＩＮＥ無料電話も利用することができます。

Q もっと詳しく知りたい

　今案内したことは保険のほんの一部です。細かいルールや例外事項もあるので、必ずパンフレットを読んでください。

また質問があったらファミリーマートに入っている京王観光に相談してください。

まとめ

今回は付帯海学について詳しく紹介していきました。

どのようなところで保険が適用されるのかわかっていただけたかと思います。

他に気になることがあれば京王観光さんへお問い合わせください！

【京王観光神奈川北支店】
〒252-0233　神奈川県 相模原市中央区鹿沼台1-3-12 パロス竹内3階
TEL：042-786-6155